MeySen Donation 明泉アンバサダーより

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明泉アンバサダーより

このバトンは、希望が循環する未来へと向かう。

株式会社清月記 専務取締役 菅原 啓太さん

 子供たちの選択肢の幅を広げてあげるのは大人の重要な役目のひとつだと思います。とりわけ幼児期においては、その「心」に働きかけることで好奇心やチャレンジ精神、社交性といった感性が養われ、のちの人生における豊かな選択肢に繋がっていくのだと私は信じています。この持論の背景にあるのは、明泉卒園生としての実体験です。私はもともと慎重な子供だったのですが、そうした本来の自分を残しながら、いろいろなことや人に対する興味・共感をもって能動的に行動できるようになったのは、まぎれもなく明泉の教育と環境のおかげであるといまも強くそう思っています。また、当社は「生命(いのち)の物語応援会社」として、心の価値の創造を何よりも大切にしています。この社是を広く地域で実践する意味でも、宮城明泉学園の寄付活動に賛同し、明泉がずっと大切にしてきた「心の教育」を応援することは、当社にとって大きな意義を成すものと考えています。
 加えて、地域一体型留学支援プロジェクト「A Way We Learn」のように、子供たちにチャンスそのものを与える機会があるのも素晴らしいことだと思います。広い世界のもとでたくましく成長した彼らが、地域の若い世代にビジョンと輪をもたらすリーダーとなり、それがこの混迷の時代を抜け出す原動力になっていくかもしれません。
 私は現在、仙台青年会議所の理事長職を仰せつかっていますが、戦後日本の復興に向けて始まった青年会議所運動の魂はいま、あらためて再燃のときを迎えているような気がしています。地域の子供や若者たちを地域ぐるみで応援し、立派に成長した彼らがまた次世代を応援していく、そんな希望が循環する未来のためにも、宮城明泉学園の取り組みと共に運動を盛り上げていきたいと考えています。

この明泉の輪も次世代に残していきたい。

赤坂建設株式会社 代表取締役 佐藤 渉さん (写真右)
専務取締役 佐藤 貴さん (写真左)

 私たち卒園生にとって明泉は「テーマパーク」のような場所でもあります。季節ごとの楽しいイベントやユニークな授業、起伏に飛んだ広大な園庭でのゲーム、友達との冒険、そしてたくさんの動物たち…等々、アトラクションでいっぱいの毎日は(当時はそれが当たり前だと思っていましたが)幸福な子供時代の思い出としていまだ鮮明に思い出されます。加えて現在は、さらにパワーアップしたテーマパークに自分たちの子供が通っているのですから、卒園生としても、保護者としても、「もっと賑わってほしい!」と願うのは自然なことだと思います。明泉に対してこれまで継続的に寄付を行ってきた背景としては、そうした個人的な思いがまず挙げられるでしょう。
 また、地域住民としては、明泉が発揮する特別な求心力…いわば明泉の輪を長い目で応援していきたいという思いがあります。子供が集まり、若者が集まり、そして企業が集まる、そんなコミュニティを原型とする街づくりが実現したら素敵だなと、子供たちの歓声を乗せて走るチューリップバスを見てふと思ったりしています。半世紀以上にわたる地域との信頼関係、そして総勢2万人を超える歴代の卒園生のことを思えば、明泉が地域のブランディングの一端を牽引していくのは必然であるのかもしれません。
 地元企業としては、地域ふれあいの集い(明泉とゆかりの深い企業の交歓会)に代表されるビジネスコミュニティにも期待していきたいところです。このほど完成した「フレンズ・スクエア」は地域の企業や団体にも開かれた交流の場として注目を集めているようですので、地域の教育を軸とする「明泉の輪」は、今後、産業分野における可能性も含めてさらに広がっていくことでしょう。

静かな信念と大いなる営みが交差する場所。

東和薬品宮城販売株式会社 代表取締役社長 齊藤 直樹さん

 当社では社是「自分を活かし他にも利を与えよ」の実践として、海外医療チーム等への寄付を継続して行ってきました。私個人も国際NGOを通じて寄付支援を行っているのですが、国内に目を向けてみると日本も例外ではなく、時代のひずみが子供たちの今、そして未来に影を落としていることに気づかされます。その実態は思っていた以上に深刻で、私は、子供たちの「今」を救うための緊急的な支援(生活困窮家庭の子供の居場所づくりやフードバンク等)と同時に、「未来」を照らすための教育支援も行っていくべきだと考えるようになりました。そして出会ったのが、私の出発点でもある宮城明泉学園の寄付活動でした。
 地域一体型留学支援プログラム「A Way We Learn」では、例えば経済的な理由で留学の夢を諦めていた高校生に、ふたたび希望の光を見せてあげることができます。善意の灯火が照らすのは、その子の将来だけではありません。他力のおかげで願いが成就したことを知る人はきっと、他人のために良かれしという慈しみの心をもってその成果を活かそうとするでしょう。そして、慈しみの雨はやがて川となり、さらに広い大地でたくさんの夢を芽吹かせるでしょう。ある人はその光景を天からの力添えのように語るかもしれません。あるいは、この世界には良い未来へと向かう力がもともと備わっているのかもしれません。いずれにしても、そうした大いなる営みの一部であることを私は幸いに思いますし、できる限りの努力をもって今後も寄付支援活動を継続していきたいと考えています。
 最後に、私のルーツであり、地域の誇りでもある明泉には、これからも感謝の心で社会に貢献できる人材を育ててもらいたいと思います。

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