MeySen Donation 学生インタビュー

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学生インタビュー

双方向のグローバル化で東北を盛り上げたい。

A Way We Learn 第1回留学生 土生 千畝さん

 留学を通して身につけた英語力が、私の進路や将来の仕事の選択肢を広げてくれました。また、語学力に加えて、互いの価値観を尊重する協調性や、困難を乗り越えて行動する積極性も身についたように感じています。そして何よりも自分が日本人であることに誇りを持てるようになりました。外国に身を置いたことにより、日本にいるときは感じなかった日本人の良さにたくさん気づくことができました。
 高校卒業後は、幅広い学びを展開できるアメリカの大学に進学し、観光学を中心に学ぼうと考えています。留学する前は英語の教師になろうと思っていたのですが、留学経験を通して新たな将来像が見えてきました。それは、東北を世界に知ってもらうことです。留学中、私はたくさんの人に「日本のどこからきたの?」と聞かれたのですが、「仙台」と答えても誰も知りませんでした。彼らが知っているのは、東京や京都といった観光業が盛んな都市なのです。
 外国の方々にもっと東北地方のことを知ってもらい、同時に東北の観光業を盛り上げることで、東北を今まで以上に活気ある場所にするのが私の夢です。また、「おもてなし」に代表される日本人の心遣いや、孝行、尊敬といった「敬意の心」を世界に向けて発信したいとも思っています。アメリカの大学では副専攻が可能なので、留学当初の目的だった英語教授法も学び、「海外から日本へ」の訪日インバウンドの促進に加えて、日本から海外へ羽ばたく次世代の国際人を育成することで、双方向のグローバル化に貢献するのが現在の私の大きな目標となっています。
 この留学は支援企業の皆さんや宮城明泉学園からのご支援がなければ実現できませんでした。いまも感謝の気持ちでいっぱいです。A Way We Learnの第1期生として、続く後輩たちの手本となるよう精一杯努力していきたいと思います。

留学が私をこんなにも変えてくれた!

A Way We Learn 第1回留学生 岩月 遥さん

 私が1年間のアメリカ留学を通して学んだことは、言語を通して人とつながることの楽しさです。留学前の私はとてもシャイで、人と会話をするのが大の苦手でした。そんな私が単身渡米したのです。日本では言葉がなくても通じ合える人たちに囲まれていたのに、アメリカは知らない人だらけ。しかも有効なコミュニケーションは英語だけ。このままでは絶対にやっていけないと思いました。
 ところが、勇気を出して話した英語が伝わり、短くても会話が続くようになったあたりから自分の意識が変わりました。あれだけ苦手だった会話が楽しいのです。ずっと言えなかった自分の意見が伝わるのが楽しい。相手がそれに意見を返してくれるのが楽しい。たくさん間違えたり、どうしてだろうと考えたりしながら英語を勉強するのが全部楽しいと感じ、自分は本当は人に伝えるのが好きなことに気づきました。これは、「話すことでしか伝えられない」という究極の状況ならではの発見だったと思います。
 帰国後、たくさん話すようになった私のことをみんなが別人のようだと言います。留学前に比べ、人前で話すことも初対面の人と話すことも怖くなくなりました。不自由であったはずの英語で会話するのが楽しいのだから、日本語でびくびくしているのはもったいない!と今ではそう思えるのです。将来は、留学で培った英語力とコミュニケーション力を活かした仕事に就きたいと考えています。  このように貴重な経験をすることができたのは、A Way We Learnに賛同して私を支えてくださった支援企業の皆さんのおかげです。心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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